「え、今日なんかキレイ」――その理由、顔じゃなくて髪でした。
まつげパーマに行く朝のこと。
メイクもせず、肌もいつも通り。
ただなんとなく、毛先にコテを通してみた。
鏡をふと見たとき、
「…あれ、今日のわたし、なんかキレイかも」
そんな風に感じた。
顔は何も変えていないのに、少しだけ凛として見えて、ちゃんと“わたし”でいられる気がした。
理由はきっと、髪が整っていたから。
印象をつくるのは、顔ではなく「髪」だったのかもしれない
私たちはつい、顔や肌、メイクで印象が決まると思いがちだけど、
その日、自分が放っていた空気のようなものは、髪の毛によってつくられていたように思う。
髪は、顔まわりを包み込む “印象のフレーム”。
どんなにメイクを丁寧に仕上げても、髪が乱れていれば、
どこかちぐはぐに映ることがある。
けれど、たとえすっぴんでも、髪が静かに整っているだけで
「きちんとしている人」
「丁寧に日々を過ごしている人」
そんなふうに見えてくる。
背筋が伸びて、呼吸が深くなって、心まで穏やかになる。
それが、髪の持つ力だと感じた。
「ヘアメイク」という言葉が、そっと教えてくれたこと
ふと、「ヘアメイク」という言葉が頭をよぎった。
“ヘア” が先で、“メイク” が後。
今までは何も考えずに使っていたけれど、もしかするとこの言葉の順番は美しさを整える “順番” を表しているのかもしれない。
髪を整えることは、ただスタイルを作るというよりその人の在り方を整えるということ。
まず髪を整え、空気感を整える。
そこに顔の表情やメイクが重なったとき、全体としての“美しさ”が生まれていく。
だから髪が整うだけで、顔までもが自然と引き立って見えるのだと思う。
髪をとく時間は、自分を愛でる時間だった
以前、お世話になった方から櫛をいただいたことがあった。
その櫛で髪をとくと艶が出て、ふわっとまとまりが生まれる。
癖のある髪も不思議と落ち着いて見えて、鏡に映る自分がどこかやさしく見えた。
「今日も悪くないかも」って、そんなふうに思える瞬間が好きで、気がつけば毎日何度も髪をといていた。
誰かに見せるためではなく、ただ、自分のために髪をとくという行為が思っていた以上に心を整えてくれていた。
整えるって、完璧に仕上げることじゃない
私たちはつい、“整える”を「ちゃんとやること」だと思いがちだけど、本当はもっとやさしくてシンプルなものなのかもしれない。
たとえば、忙しい朝にメイクができなかったとしても髪だけは整えて出かける。
それだけで不思議と「今日も大丈夫」と思える。
整えるって完璧を目指すことじゃなくて、自分をごきげんにする小さな選択のこと。
それがひとつあるだけで、日常が少し変わって見える。
“ちゃんとしてる感”は、髪がつくる
これはずっと昔から感じていたこと。
すっぴんでも、髪がきれいにまとまっていれば「ちゃんとしてる感」は出る。
そしてそこに口紅を一塗りするだけで、ふわっと“品”や“存在感”が生まれる。
それは誰かのためじゃない。
誰かに褒められるためでもない。
ただ、自分が自分を好きでいられる。
鏡を見たときに「今日のわたし、ちょっといいかも」って思える。
それって、見た目以上に生き方に近い “整い方” なのかもしれない。
今日、あなたは何を整えてあげたい?
今日、あなたは何を整えてあげたい?
忙しくてバタバタした日も、
気持ちが少し沈んでいる日も。
そんなときほど、髪をとく。
それだけで心がふっと落ち着いてくるから。
髪をとくこと。
毛先を巻いてみること。
整った髪で「よし」と深呼吸できること。
そのどれもが、自分の輪郭を取り戻す行為なのだと思う。
無理しなくていい。完璧じゃなくていい。
でも、“今の自分を大切にしてあげる”という気持ちだけは、丁寧に持っていたい。
それが、美しさのはじまり。
そして揺るがない自信の土台になるのだと思います。
たったひとつでも、自分を整える選択ができたら。
今日という一日が、少しやさしく、少し誇らしくなるかもしれません。
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