整えるという美しさ、その手が教えてくれたこと

髪を整えるという仕事が、わたしに教えてくれたこと

最近書いた2つの記事――
「髪をとくように、わたしに戻る朝」「整えるという美しさ」

そのどちらも書いているとき、 ふと いつもお世話になっている美容師さんの姿が浮かびました。

“その人らしさ”を整えるということ

わたしがお世話になっている美容師さん。

スキバサミは使わず 1本ずつ丁寧に髪と向き合ってくれる。
セットをしなくても 髪をとくだけでスタイルが完成する。

流行りではなく
「その人らしさ」を見てくれる人。
「こうなりたい、在りたい」という感覚をすくい取り
必要なものだけを残して整えてくれる。

もはや髪を切っているのではなく
“その人” を整えているような仕事だなと感じる。

無駄を削ぎ落とし、個性を引き出し
生活に寄り添って、美しさを宿していく。

整えてもらうたびに わたしに自信が生まれる

髪を整えることは
その人の “ちゃんとしてる感” を自然と引き出してくれる行為だと思うんです。

私自身、髪を整えてもらうたびに
ほんの少し自分に自信が持てるようになる。

髪を整えると同時に
どこか “生き方” まで整えてもらっているような感覚。

美容師という仕事は外見を変えるだけじゃない。
その人の在り方までそっと整えていく。
本当にすごい仕事だと思います。

美しさは 外側ではなく内側に宿る

2つの記事を書き終えたとき、ふと その姿が浮かびました。

どちらの文章にも整える姿勢が重なっていて
あらためて「整える」という営みの深さを思いました。

髪の毛を整えるという仕事を通して
“人そのもの” を扱っている。

目の前にいる人の内面や日常
ちょっとした感覚や気配までもすくい取り形にしていく。

その姿勢がカットのひとつひとつに現れているようで
私は鏡越しに「この人すごいな」と何度も思ったことがあります。

髪型の完成度はもちろん
「わたし、なんかいい感じ」と思える仕上がり。

その空気感こそが整える力として静かに伝わってきます。

わたしもまた “整える”を届けていきたい

美しさってただ整えるだけじゃない。
でも 整えるという営みの中に
確かに “本来の自分らしさ” が現れてくることがある。

そんなふうにしてわたしもまた
身体や日常の中で「整える」ことをお届けしているのかもしれません。

髪をとくように。
姿勢を整えるように。
呼吸を深めるように。

「わたしらしさ」に静かに戻っていく。

そんな整え方をこれからも届けていきたいと思います。


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前田 みゆき

呼吸・姿勢・体の使い方・食べ方から“根性に頼らない体づくり”を発信。不眠・難聴などの不調から整える生き方に変えました。

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