「陽」がすべてじゃなくていい。陰もあるから深みが生まれる

最近、「生活習慣に“陽”を取り入れよう」という広告を目にした。
ああ、こういう言葉は、意識高い系の人たちには響くのかもしれないな…と思いながら、ふと考えた。

私は、きっと「隠」寄りの人間だ。

もちろん「陽」の明るさや前向きさが大切な場面もたくさんある。
でも、いつも陽でいられるわけじゃない。
今日はちょっと静かに過ごしたいな…そんな日もある。
だからといって、それが悪いわけでも、間違っているわけでもないと思う。

人は揺らぐ。一定ではいられない。
陽な瞬間もあれば、隠な時間もある。
どちらかだけでは成り立たなくて、互いがあるから深みが生まれる。
どちらも含めて、今の私であり、私たちなんだと思う。

フィットネスや健康の世界にいると「陽」に振り切った人が多い。
エネルギッシュで、ポジティブで、前向きで。
仕事柄、それが大事な場面もあるし、そこから元気をもらう人もたくさんいる。
でも正直、私はあまり「陽」一点な空気が続くと、ちょっと疲れてしまう。
静けさの中に身を置く時間も、私には必要だ。

私が心地いいと思うのは
「隠」も「陽」も、どちらにも居場所をつくってくれる人。
どちらかが正しい、ではなく、どちらも知ってて、あえて決めつけない人。
私の揺らぎも、そのまま受け止めてくれるような、そんな安心感。

陽射しの下で笑う日もあれば、
曇り空の下でぼんやり過ごす日もある。
そのどちらも、大切にできる世界でありたいなと思う。

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前田 みゆき

呼吸・姿勢・体の使い方・食べ方から“根性に頼らない体づくり”を発信。不眠・難聴などの不調から整える生き方に変えました。

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