ヨガも筋トレもピラティスも、全部正解。でも大事なのは「自分の体」

ヨガ→筋トレ→ピラティス…ブームの流れの中で

ここ十数年で、フィットネスや体づくりのブームって大きく移り変わってきました。
ヨガが流行り、次に筋トレブームがやってきて、そして今はピラティスが一気に広がっている。
どれも良いものだし、必要な人にはしっかり力になってくれるものです。

けれど私がずっと感じているのは
「手法にとらわれすぎて、大事なものを置き去りにしていない?」ということ。

手法や型に縛られる危うさ

たとえばヨガの型。
ポーズを真似しようとして、自分の体の声を無視してしまうことがあります。
筋トレなら「重さを上げること」が目的になってしまって、動きの質が二の次になることも。
ピラティスも「正しいフォーム」ばかりに意識が向いて、
そもそも自分の体がどう動いているかに気づかないまま進んでしまう。

これはお客様だけの話ではなく
実はトレーナーやインストラクター側にもある問題。
「学んだ手法をいかに忠実に伝えるか」に集中しすぎて
目の前の人の体を“観る”ことが抜けてしまう瞬間がある。

結果として、意識せずに無理を重ねてしまい
怪我や不調につながってしまう人が少なくないのです。

SNSで見かける「戦い方」の違和感

最近はSNS広告を見ていると、
「ヨガでは効果が出ない!」「筋トレじゃダメ!」「ピラティスこそ正解!」
…そんな風に、他を否定して自分を上げるアプローチをよく見かけます。

でも、冷静に見ればみんな同じことを言っている。
「健康になりたい」「体を変えたい」
結局は同じゴールに向かっているのに
あたかも“敵”のように語るのって、ちょっとカッコ悪い。

ピラティスだって部位を効かせることはあるし
筋トレだって呼吸や姿勢を整えながら行えば良い。
どれが正解・不正解というより、使い方や入り口の違いなだけ。

私が大切にしていること

私が大事にしているのは
「どの方法を選ぶか」よりも「自分の体がどう動いているか」。

ヨガでも、筋トレでも、ピラティスでもいい。
大切なのは“型”に従うことではなく、その動きの中で自分の体が何を感じているかに気づくこと。

もちろん、型は大切です。
きちんと型通りに動けば、体は正しく学び、結果として心身もついてきます。
でも、その土台がないまま「型だけ」に固執してしまうと、頭でっかちになってしまう。
「正しいはずの型」なのに、かえって体を苦しめてしまうことだってあるのです。

大事なのは、型そのものではなく「型を通して自分の体をどう感じられるか」。
その感覚を持っていれば
どんな方法を選んでも自分に合う形で活かすことができます。

だから私は他を落とすのではなく、自分自身の在り方やアプローチを堂々と示していきたい。
その方がずっと健やかで、美しいと思っています。

まとめ

手法にとらわれる前に、自分の体に耳を傾けてほしい。
ヨガも筋トレもピラティスも、全部正解。
でも、もっと大事なのは「あなたの体がどう感じ、どう動いているか」。

他を否定して戦うのではなく、己を磨いていこう。
それが本当に健やかな体づくりのスタートだと私は思っています。

\ あなたに合った一歩から /

LINEで最新情報を受け取る

体験レッスンに申し込む


📄 もっと詳しく知りたい → サービスの詳細ページ
🎥 動画で学びたい → YouTube
📸 日常のヒントを見る → Instagram

前田 みゆき

呼吸・姿勢・体の使い方・食べ方から“根性に頼らない体づくり”を発信。不眠・難聴などの不調から整える生き方に変えました。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

PAGE TOP