ペタペタ怪獣歩きになった日
久しぶりに昔よく履いていた革のビーサンみたいなサンダルを
引っぱり出して履いてみました。
懐かしいな〜と思いながら歩き出したのですが……
数分後には「これは無理だ」と足から悲鳴がやってきました。
サンダルが脱げないように、無意識に足指に力が入ってしまう。
そのせいで足首はほとんど使えず
ペタペタと地面を叩きつけるような歩き方に…。
前腿も腰もじんわり痛い…。
ペタペタ怪獣の正体
足って本来”指でつかむ”のではなく
“土踏まずのアーチで支え、指で押し出す”ものなんです。
ところがビーサンは”つっかけ”構造なので、指が“つかむモード”に切り替わります。
・足指はガチガチにつかんで固定
・足首はロックされたように動かない
・その分、前腿(大腿四頭筋)が余計に働いてパンパンに
・結果、膝・股関節・腰へと負担が連鎖
歩くたびに「前モモで自分の足を持ち上げている」ような感覚。
まさに、ペタペタ怪獣歩き。
怪獣ごっこならまだしも(笑)
毎日の歩きがこれだと体にとっては大問題です。
たった5分で限界になったワケ
少し歩いただけなのに、めちゃくちゃ疲れる。
長時間なんてとても歩けない。
「体力がないから長時間歩けない」
「歩くと股関節や腰、膝が痛い」
「外反母趾だから…靴ずれが…」
こんな声をよく聞きますが、違うんです。
履き物と歩き方を変えれば、長時間でも歩けるんです。
疲れないから、痛くならないから。
実際、この日は5分くらいで限界…。
違和感がマックスになって、全身がどっと疲れました。
体だけじゃなく心までぐったり。
「もう歩きたくない」って精神までやられる。
ここも大事なポイントで
体が整ってくると、違和感に気づくのが早くなるんです。
「これはヤバいな」とすぐに察知できる。
この日、草履を持って行ってて本当に正解。
履き替えた瞬間「あ〜助かった!」と心底思いました。
癖が「当たり前」になる怖さ
この歩き方を続けてしまうと、どうなるでしょうか。
一番怖いのは、その“変な歩き方”が日常の当たり前になってしまうことです。
例えば
・足指でつかむクセ → 浮き指・外反母趾へ
・足首が動かない → ふくらはぎが使えず、血流・リンパも滞る
・前腿ばかり働く → 太くたくましい足と慢性的な腰痛へ
こうやって少しずつ積み重なり
気づけば「不調と太さ」がセットで出来上がってしまうんです。
つまり、履き物ひとつで「不調と体型」がつくられてしまうんです。
それでも「脚やせのトレーニング」を一生懸命がんばる人は多いもの。
でも変わらないのは当たり前。
だって、日常そのものが“足を太くする習慣”になっているから。
ちょっとドキッとする話ですが
これは「努力が無駄」ということではありません。
むしろ逆。
土台から調えれば、体は必ず応えてくれるというサインなんです。
問いかけ
前モモの張りや腰の重だるさ、
「運動不足だからかな?」と思っていませんか?
実はその原因、筋肉が足りないからではなく――
歩き方と靴選びにあるのかもしれません。
ファッション性に振り切った靴は
見た目は良いんだけど、実は体のクセをつくってしまう靴。
その影響は、想像以上に大きいんです。
今日の気づき
歩きやすさは、靴の見た目や軽さだけではなく
足が本来の動きを取り戻せるかどうか。
おしゃれも楽しみたい。
でも、自分の体が気持ちよく動ける靴を選ぶことこそ
未来の体をつくる第一歩。
そしてそれは――
今日から変えられること。
“ペタペタ怪獣”にならないために、
まずは今日の一歩を“ちゃんと踏む”ところから始めてみませんか?
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