私は身長153cmと小柄な方。
180cmくらいある方と話していると、自然と見上げる姿勢になります。
正直、長く続くと首がしんどい。
ふと気づいたんです。
これ、身長の話だけじゃなくて、
日常の「視線の角度」が体のクセをつくっているということに。
見上げることが多い人の特徴
たとえば――
- 小柄で、相手を見上げることが多い人
- 天井のライトや上の棚など、高い位置を見る作業が多い人
- 常に「上を向いて頑張る」タイプの人
こうした人は、首の後ろが折れ曲がり、
後頭部や肩まわりが詰まりやすくなります。
長く続くと、背中が反ってお腹が前に出る「反り腰姿勢」にもつながります。
これは、意欲的で頑張り屋さんに多い姿勢でもあります。
見下ろすことが多い人の特徴
一方で
- PC作業やスマホ時間が長い人
- 料理や手仕事など、手元を見る時間が多い人
- 人前に立つよりも、黙々と作業するタイプの人
こうした人は頭が前に出やすく、首の前側が縮みやすくなります。
いわゆる“ストレートネック”や“巻き肩”になりやすいタイプです。
呼吸が浅くなり、肩こりや眼精疲労にもつながりやすいのが特徴です。
どちらかが悪いのではなく「どちらもできる」ことが大切
見上げる・見下ろす――
どちらも日常で自然に起こる動き。
問題なのは、どちらか一方しかできなくなること。
偏りが積み重なると、体の動く範囲(可動域)が狭まり
「固まる」「疲れが抜けない」といったサインにつながっていきます。
- 見上げる人は、あえて“見下ろす”動きを。
- 見下ろす人は、意識して“見上げる”動きを。
たったこれだけでも、首や背中のしなやかさが戻り、
呼吸の通りが変わっていきます。
視線を調えると、呼吸も整う
視線を少し変えるだけで、
首の緊張がゆるみ、呼吸の入り方まで変わります。
たとえばPC作業の途中、ふと顔を上げて遠くを見るだけでも、
胸が開き、呼吸が深くなる。
「目線をリセットすること」は
体をリセットすることでもあります。
視線は、姿勢を変える“はじまり”のスイッチ。
上も下も、どちらにも動ける柔らかさを持っていることが、
呼吸しやすい体の土台になります。
視線が変われば、姿勢も呼吸も変わる
姿勢は「背骨の形」だけでできているのではなく、
日々どんな視線で生きているかでも変わっていきます。
見上げる・見下ろす――
その角度を少し調えるだけで、首も心もふっと軽くなる。
今日、誰かと話すとき、
ほんの少しだけ“視線の角度”を意識してみてください。
そこから、体が調い始めるかもしれません。
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