血圧も塩も、悪者じゃない。体が上げているのには理由がある

「血圧は下げなきゃダメ」
「塩は控えましょう」
そんな言葉が、もう常識のように聞こえる世の中。

でも、ふと思うんです。
——それって、本当に“悪いこと”なの?

血圧は「悪」ではなく、体の働きそのもの

血圧とは、心臓が血液を全身に送り出すときに
血管の内側へかかる圧力のこと。

年齢を重ねると血管は少しずつ硬くなります。
若い頃のようにしなやかに広がらなくなる分
体は自然と“圧を上げて”血液を送り届けようとする。

つまり「血圧が高くなる=悪」ではなく
「体が必要だから上げている」んです。

低すぎる血圧のほうが、危険なときもある

高齢になると少し高めの血圧がないと
脳や腎臓など重要な臓器に血液が届きにくくなります。

「若い人と同じ基準で下げなきゃ」と思って
無理に薬で下げてしまうと
ふらつき、めまい、意識のぼやけ、腎機能の低下など
“別の不調”を招くこともあるのです。

高齢者の血圧は「高くてもおかしくない」。
むしろそれが自然で安全な状態のことも多い。

減塩ブームの誤解

塩もまた同じです。
「減塩=健康」と信じられているけれど
塩は体に欠かせないミネラル。

呼吸、心臓の拍動、神経の伝達、筋肉の動き——
どれもナトリウムがなければ動きません。

極端な減塩を続けると
体はだるく、ふらつき、集中できなくなり
夏場は熱中症や脱水のリスクが上がります。

「塩が悪い」のではなく
「どんな塩を、どんな体調のときに摂るか」が大切。
精製塩ではなく、ミネラルを含んだ自然塩を、
水やカリウム(野菜・味噌汁など)と一緒に摂ること。

それが本来の“調える食習慣”です。

「お塩を取ってください」と言うと、嫌がられる理由

実際にお客様にそう伝えると
「えっ、塩は控えなきゃいけないんじゃ…?」
と驚かれることがよくあります。

それも当然。
長年「減塩=正義」と刷り込まれてきたからです。
自分の中で「正しいはず」と信じてきた“常識”があると
それに反する意見を聞くと
脳は無意識に拒否反応を起こすんです。

これは心理学でいう「認知的不協和」。
つまり自分の信じてきた正しさを守ろうとする働きです。
無意識に「間違ってる」「そんなわけない」と跳ね返してしまうんですね。

情報には“意図”がある

テレビ、雑誌、本、SNS。
どれも「誰かの立場」で作られています。

  • テレビ → スポンサー企業(製薬・食品・サプリなど)に不利な話は流せない
  • 本 → 出版社が売れる構成を優先する(内容より「キャッチーさ」)
  • SNS → アルゴリズムが「感情が動く情報」を上に出す

だから“視聴率が取れる・売れる・クリックされる”が基準。
本当に「正しい情報」よりも
「わかりやすくて信じたくなる情報」「売れる情報」が広がってしまうんです。

でも健康とは本来そんなシンプルじゃない。
地味だけど
“体が何を感じているか”に耳を澄ますことなんです。

本来の“正解”は、自分の体の中にある

医者の言葉も、テレビの情報も、
参考にはなるけれど、それが“自分の真実”とは限らない。

体はちゃんと教えてくれています。
・食べてどう感じるか
・飲んでどう変わるか
・動いてどう呼吸が通るか

これ以上に正確なデータはありません。
感じる力を取り戻すことが何よりの予防であり、整え方。

数字ではなく、体の声を聴く

血圧も、塩も、体の反応も、
すべて「生きるための調整機能」。

上がることも、欲することも、
体が必要だからそうしている。

大切なのは「下げること」ではなく
“なぜ上がっているのか”を理解すること。

数字ではなく、体の声を聴こう。
それが本当の意味での「整える力」なのだと思います。

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前田 みゆき

呼吸・姿勢・体の使い方・食べ方から“根性に頼らない体づくり”を発信。不眠・難聴などの不調から整える生き方に変えました。

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